手拓

2017年8月に、線維筋痛症と診断。処方薬・状態経過等の健忘録的な記録置き場です。情緒的なものはなるべくない方向で。

読了書籍

線維筋痛症関連の書籍を何冊か読みましたので、所感など。

amazonとかの書籍ページにリンクとか貼ろうと試みるもやりかたがわからない…。

 

 

■「線維筋痛症がわかる本」(2010/6/2)

これは罹患したら読んだ方がいい。
雰囲気や精神論でなんとか捩じ伏せられる状態なら適度な運動栄養のある食事等の健康管理で済むので必要ありませんが、現状線維筋痛症は専門医以外治療をお断りされる病気です。私自身も言外にうちでは無理と大学病院で云われましたし。
類似疾患、どういった症状が出て、どういった治療方法で、どういった合併症がありというのがわかりやすく詳しく書かれている。治療できる機関が限られているため、自力である程度の知識を保持していないと患者は迷子になる。戸田先生の治療方針が前にですぎていて他の方針もあるんだろうとは思うけれど、医療従事者ではない患者の立場としては充分すぎる内容です。
処方されている薬や自分の今の症状等に納得出来る知識は必要で、現在治療を受けている身としてとても勉強になりました。
 
 
線維筋痛症」は改善できる―原因不明といわれてきた全身の激痛(2011/3/12)

 

 

■「痛みが全身に広がる病気をとことん治す」( 2014/7/11)

三章仕立てで、第一章は疾患を患った方のおはなし。わかりやすくドラマになる例は当然必要で、とてもドラマ的でした。
現状の治療環境はこんなかんじですよ、というのが第三章。専門医が少ないので、自力で門を叩くときに参考になる。
第二章が、面白いといったらあまりよろしくないのかもしれないけれど、研究内容やデータが記されていて、専門書でない素人向けの書籍な分誘導データとか入っていそうだけれど、結果的に治りゃいいんだよではなく理屈でなんとなくわかっておきたい方などは読んでおくとなんとなくわかった気になれます。
タイトルにある治すためのライフハック本ではないです。現状医療の紹介本。
 
 
■「線維筋痛症がよくわかる本 全身を激しい痛みが襲う」2014/7/11
病院や薬局や保健所でよくおいてある病気の説明のパンフレットの詳しい版。
こういうの必要。役割として必要。認知させるために必要。

 

 

■「線維筋痛症こうすれば楽になる―全身の痛みに対処する生活と心のコントロール」( 2007/4/1)

2007年と10年前に出版されたもののためか著者が海外の方だからか、症状の認知や環境も違うし、ライフハック本としては、あまり参考にならない。
投薬に頼らない栄養管理とか精神管理とかは、すべての病気にあてはまることですし、アメリカって病気の認知度がすすんでいるんだなあという感想しか出てきませんでした。自己啓発の本のようでし